- ヤンデックスは10月11日、ロシア・ウラジーミルのデータセンターへの攻撃と稼働停止を公式発表に追記しました。
- 同社によると、この施設でけが人は出ていません。8日と9日に被害を受けた別施設に続く新たな停止です。
- 設備の復旧時期は明示されていません。施設停止と、各サービスが使えるかどうかは分けて確認する必要があります。
検索や地図が開かないとき、問題がスマートフォンの中にあるとは限りません。ロシアのIT企業ヤンデックスが10月11日に追加した発表は、オンラインサービスを支える設備と、毎日の暮らしがつながっていることを示しています。
11日に加わった新しい被害
同社の公式発表は10月9日付で、11日付の更新欄にウラジーミルのデータセンターが11日未明に攻撃を受け、稼働を停止したことが追加されています。同社は、人的被害はなかったと説明しています。今回の記事で扱う新展開は、この11日の更新です。更新の時刻はページに記載されていません。AFPBBも11日17:29(日本時間)に施設停止を報じています。AFPBBの報道ヤンデックス公式発表
8日・9日の被害とは分けて読む
同じ発表では、7日から8日にかけての夜間にサソボの施設が無人機攻撃で大きく損傷し、停止したこと、9日朝にはカルーガの施設も攻撃され、一部設備が使えなくなったことを説明しています。これらは11日に初めて起きた出来事ではありません。施設ごとに発生日が異なる、継続中の障害です。同社が示す経緯
影響を見る単位は「施設」と「サービス」
ヤンデックスは、経路検索、音楽・動画、食品の注文、企業の受注や顧客対応など、幅広い用途をデータセンターが支えていると説明しています。ただし、今回確認した発表には、機能ごとの利用可否や利用者数の確定一覧はありません。施設が停止したという情報だけから、すべてのサービスが全面停止したとは判断できません。
また、設備の損傷・停止についての発表であり、個人情報流出を確認したという発表ではありません。障害の規模、データの状態、サービスの復旧状況を混同しないことが大切です。
一方、インタファクス通信は11日17:15(モスクワ時間、日本時間23:15)の報道で、同社広報の説明として検索、地図、タクシー、メールなどへのアクセスが順次回復しつつあるものの、一部機能は使えないと伝えています。設備の修復完了とサービスの部分的な再開は同じではありません。インタファクス通信の11日報道
利用中なら、操作をやり直す前に確認を
一般的な障害時の確認として、注文・予約・決済の途中で画面が止まった場合は、完了通知や履歴を確かめてから再操作すると、二重の申し込みを避けやすくなります。通信が戻っても一部機能だけ使えない場合があるため、急ぐ用事は別の連絡手段も用意しておくと安心です。これは編集部による一般的な確認ポイントで、ヤンデックスが個別の取引状態を保証したものではありません。
復旧の見通しはまだ不明
同社は設備の状態を調査しながら復旧に取り組んでいるとしていますが、確認できた発表では具体的な復旧日時を示していません。復旧済みとする未確認情報や、根拠のない長期停止の予測は本記事では採用していません。
確認時点:2026年10月12日08:00(日本時間)。障害は更新中です。この記事は公式発表を確認できた範囲の整理で、個々のサービスの現在の動作を検証したものではありません。


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