2026年10月19日21:08(日本時間)確認・更新:同日10時公表の第12報と、10月16日18時10分の第11報を反映しました。以下は調査結果の公表・確認時点であり、新たな侵入の発生時刻ではありません。
- NET119の漏えい可能性の対象は、9,020件のメールアドレスに紐づく登録情報と更新されました。
- 全サービスの復旧は10月15日15時10分と説明。情報漏えいの調査完了とは別です。
- 外部への不正メール配信は総数1,423,428と判明。受信した人数や情報流出人数を表す数字ではありません。
NET119の対象を更新、要配慮個人情報の漏えいは否定
10月16日の第11報は、従来の最大約1万3,000件という説明から、9,020件のメールアドレスに紐づく個人情報へ範囲を更新しました。対象項目は氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、FAX番号、登録時の入力情報です。会社は要配慮個人情報は漏えいしていないと確認し、映像通報も漏えい可能性の対象外としています。対象メールアドレスは各消防本部に個別案内する予定です。公式第11報
9,020はメールアドレスの件数であり、漏えいが確定した人数ではありません。旧119RAIDENの可能性の範囲は、メールアドレス約9万7,000件などと引き続き説明されています。サービスや情報項目の件数を合算して被害人数にしないよう注意が必要です。
不正メール配信の規模と、残る調査
第12報は、不正プログラムによる外部へのメール配信総数を1,423,428と説明しました。クレジットカード会社の残高確認を装うような内容が多く、フィッシング詐欺が疑われるとしています。会社は詳細調査を続けており、個人情報漏えいの可能性や具体的な数値の特定には時間がかかる見通しです。10月19日の公式第12報PDF
同資料の時系列では全サービス復旧を10月15日15時10分と記載しています。社内調査では安全性を確認できているとの判断を示す一方、第三者専門機関による詳細調査・対策を進める方針です。外部調査が完了した、情報への影響がすべて解消した、という発表ではありません。
以下は10月15日までの公表・更新記録
アルカディアの公式報告には、緊急停止していたSpeeCAN RAIDENの「raiden3.ktaiwork.jp」とライデン・スクールの「s2.ktaiwork.jp」について、現在は復旧している旨が追記されています。
17:00確認時点では、同日13時30分の第8報は15時頃を目途とする復旧予定の案内で、復旧完了の正確な時刻は記載されていませんでした。
会社は17時50分の第9報で、この2サーバーは同日15時頃に復旧完了し、すべてのサービスが復旧したと説明しました。侵入経路を遮断し、不正なプログラムがないことも確認したとしています。一方、情報漏えいの範囲は引き続き調査中です。
第9報では、システムにログインするすべての顧客に、念のためパスワードを変更してから利用するよう求めています。変更手順も管理画面のログインアカウント設定として案内されています。出典:公式報告の10月15日17時50分更新(第9報)
対象システムにログインして利用する方には、念のためログインパスワードを変更するよう案内しています。メールを受信する登録者全員にパスワード変更を求める案内ではありません。配信の再開状況は、利用する自治体・学校などの公式案内も確認してください。
サーバーの復旧は、情報漏えいの可能性が否定されたことや、調査が完了したことを意味しません。以下の対象範囲・注意喚起も引き続き確認してください。出典:アルカディア公式報告(10月15日第8報および第1報欄の復旧追記)
会社は同日17時12分の更新で、NET119の映像通報については、現時点で情報漏えいの可能性はないと説明しました。下記のNET119の対象範囲と併せて、この除外の説明も確認してください。出典:公式報告の17時12分更新
アルカディアの不正アクセス調査で、個人情報が漏えいした可能性のあるサービスが広がりました。同社は2026年10月14日15時の公式更新で、NET119と119RAIDENにも不正アクセスの形跡があったと公表。16時には119RAIDENの対象URLを訂正しています。
確認:2026年10月14日16:57(日本時間)。以下は16時の訂正を反映した公式情報の独自要約です。公表時刻と侵入の発生時刻は区別しています。
- NET119は最大約1万3,000件、119RAIDENはメールアドレス最大約9万7,000件などに漏えいの可能性。
- いずれも確定した被害人数ではありません。サービス間・項目間の数を合算しないでください。
- 今回追加されたサービスについて、会社は通常利用できると説明しています。従来の一部サービス停止とは分けて確認が必要です。
NET119と119RAIDENで示された範囲
NET119の対象URLは「net119.speecan.jp」「net119fd.speecan.jp」です。会社は、名前、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、FAX番号など登録情報について、漏えい可能性の最大件数を約1万3,000件としています。
119RAIDENは、訂正後の対象URLが「fs119.ktaiwork.jp」です。連絡先や担当者・契約情報、保存された本文の内容が対象となり得ます。情報項目別の最大件数は、メールアドレス約9万7,000件、電話番号約1万7,000件、FAX番号約400件です。
この公表で確認されたのは、不正アクセスの形跡と情報漏えいの可能性です。実際に流出した人数や、各利用者のどの情報が流出したかまで確定した発表ではありません。出典:アルカディア公式報告、10月14日15時更新・16時訂正
16時の訂正では2つのURLを対象外に
会社は追加調査の結果、「fs119.speecan.jp」と「119r.speecan.jp」は今回の119RAIDENの漏えい可能性の対象外と訂正しました。15時時点の案内だけを見た人は、16時の訂正後の対象と照らし合わせる必要があります。
同じ名称を含むサービスでも、利用するURLによって今回の対象が異なります。登録情報をSNSなどに投稿して照合するのではなく、契約先や配信元が出す公式案内を確認してください。対象か分からない場合は、元の公式報告に記載された相談窓口から確認できます。
追加サービスの通常利用と、従来の停止を混同しない
14日15時の追加報告では、会社は全サービスへ調査を広げる一方、今回説明したサービスを停止する検討はなく、通常利用できる状態としています。
10月14日の確認時点では、13日11時から「raiden3.ktaiwork.jp」と「s2.ktaiwork.jp」の利用顧客向けサービスを緊急停止し、復旧日時は未定と案内されていました。この時点の追加報告にある「通常利用」は、停止済みサービスの復旧を示すものではありませんでした。その後、15日にこの2サーバーの復旧が公式ページで確認できました。最新状況は本記事冒頭の追記をご覧ください。出典:公式報告内の一部サービス緊急停止案内(10月13日第1報)と10月15日の復旧案内
会社は14日10時40分の更新で二次被害への注意も呼びかけています。突然のメールやメッセージで本人情報、パスワード、口座情報を求められても入力せず、知らないリンクや添付ファイルは開かないようにしてください。確認には普段利用する公式窓口を使いましょう。
本件では11日16時30分に不審な挙動を検知し、12日3時ごろに応急措置を講じた経緯が既に公表されています。今回の15時・16時は追加調査結果の公表・訂正時刻であり、NET119などへの侵入開始時刻を示すものではありません。
前日の対象範囲と停止の経緯は10月13日の関連記事で整理しています。本記事は、14日に新たに示された対象拡大と訂正に焦点を当てています。
主要出典:アルカディア「SpeeCAN RAIDENへの不正アクセスによる個人情報漏洩の可能性について」。調査が継続しており、対象や件数が今後変わる可能性があります。


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