サントリー、採用応募者や従業員の情報漏えい 対象7区分とジハンピの案内

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サントリーグループが利用する外部クラウドサービスで、個人情報を含むファイルが第三者にダウンロードされていたことが分かりました。11月2日の公表内容を、11月3日16時58分(日本時間)に確認したものです。11月3日に新たな攻撃が発生したという発表ではありません。

先に押さえたいこと

  • 従業員だけでなく、新卒採用応募者や一部サービスの利用者も対象です。
  • 漏えいを確認した情報は7区分。区分ごとに項目が違うため、自分が関係するサービスを確認しましょう。
  • 個別連絡を開始し、調査は継続中。ジハンピは、本件に起因する顧客情報の漏えいはないと案内しています。

何が起きた? 検知と公表の日付

会社は10月28日に異常を検知して不正アクセスを遮断し、29日に流出ファイルの一部に個人情報が含まれることを確認。11月2日に個人情報保護委員会へ速報を報告し、対象者への個別連絡を始めました。発表時点で不正利用は確認されていませんが、今後の被害がないことを保証する意味ではありません。出典:サントリー公式発表(11月2日)。

対象の7区分と情報項目

公式発表が示すのは、11月1日までに漏えいを確認した次の範囲です。

  • グループ・パートナー企業等の従業員:約90,000名の氏名・メールアドレス。
  • 「マル・デ・シャイン」の2023年末時点の登録者:7,323名のメールアドレス。
  • サントリーホールディングスの2026年新卒採用・ビジネス部門オープン選考(早期・通常)応募者:7,173名のマイページ登録情報等。氏名・メールアドレス・電話番号など。
  • サントリービバレッジソリューションの社用携帯2台の登録者:1,097名の氏名・電話番号。
  • モンテ物産・パートナー企業の従業員:324名の氏名・メールアドレス・電話番号。
  • 井筒まい泉の宅配注文者・配送従業員:96名の氏名・届け先の位置情報。
  • サントリーの取引先従業員:25名の氏名・役職。

クレジットカード等の決済情報は含まれないとしています。各区分に同じ人が含まれるかは発表から確認できないため、ここでは単純合算を「被害人数」として扱いません。FNNの11月2日報道でも従業員や取引先への影響が伝えられていますが、自分が対象かを見る際は公式の区分と個別案内が手掛かりになります。

ジハンピの案内は別に確認

ジハンピの公式FAQ(11月2日公開)は、今回の件によるジハンピ利用者の個人情報漏えいはないと説明しています。同じ企業グループでも、利用するサービスが違えば影響も同じとは限りません。

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連絡が届いたときに慌てないために

通知らしいメールが届いても、本文のリンクから急いでパスワードや決済情報を入力しないようにしましょう。会社名や自分の名前が書かれているだけで、本物と判断しないことが大切です。公式サイトを自分で開き、案内された窓口から確認してください。

会社の公式発表には問い合わせフォームと電話窓口が掲載されています。電話は9時30分~17時、通常は土日祝日・年末年始を除きますが、11月3日の祝日は受け付けると案内されています。

まだ分かっていないこと

個別連絡の完了時期や調査の終了日は、この発表では示されていません。不正アクセスの遮断と調査完了は別の段階です。サービス全体の停止や復旧日程も記載がなく、グループ全サービスが停止したとは読み取れません。続報では対象範囲の追加や個別対応を確認します。

過去の事例との違いを整理した企業サイバー被害の解説(10月6日)では、漏えいした情報とサービスへの影響を分けて読むポイントを紹介しています。今回と同じ原因によるものと結び付ける趣旨ではありません。

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