IDCF障害続報:Movable Typeの31台が暫定移行完了 残る操作制限と確認点

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シックス・アパートは2026年10月9日9時の第3報で、IDCFクラウド障害の直接影響を受けたMovable Typeクラウド版の全31台について、10月8日21時までに「さくらのクラウド」への暫定移行と対象利用者への案内を終えたと発表しました。

初出:2026年10月8日。更新確認:2026年10月11日11時06分(日本時間)。移行完了は10月8日、発表は10月9日の出来事です。

要点

  • 直接影響を受けた31台の暫定移行は完了。31はサーバー数です。
  • 復元に使ったのは10月7日午前1時のバックアップ。以後の更新内容は個別確認が必要です。
  • IDCFクラウドプランでは操作制限が残り、IDCF全体の復旧完了を意味しません。

31台の暫定移行が完了、残る制限は

10月8日の第2報では移行を順次進める段階でしたが、翌日の第3報で全31台の移行完了が確認できました。各契約環境でサイトや管理機能を使えるかは、同社の個別案内とあわせて確認してください。

第3報時点でも、IDCFクラウドプランではプラン変更、Movable Type 8から9へのアップグレード、サンドボックス作成が制限されています。同プランの新規受付も停止中です。安全性を確認した後、希望に応じて元のIDCF環境へ戻す予定としています。

別途受け付けている「さくらのクラウドプラン」への変更相談では、IPアドレスの変更、スペックの違い、対応待ちが生じる場合があります。シックス・アパートの第3報(10月9日)、第2報(10月8日)

IDCF全体の復旧・調査とは分けて確認を

IDCフロンティアは10月8日の第3報で、対象4ゾーンのデータ取り出しや復元が困難な見通しを示し、利用者が保有するバックアップから別環境へ再構築するよう案内しました。影響を受ける契約先は495の企業・自治体で、Movable Typeの31台とは集計単位が違います。IDCフロンティアの第3報

10月9日の第4報はソフトバンクと連携した対応体制の説明で、全体復旧完了の発表ではありません。原因・影響範囲の調査と復旧対応は継続中とされ、今回確認した発表では情報流出の有無や範囲を確定できません。IDCフロンティアの第4報

利用者が確認しておきたいこと

対象の利用者は、シックス・アパートからの個別連絡を確認してください。以下は発表内容を踏まえた、サイト運営者向けの実務上の確認ポイントです。

  • 復元時点より後に更新した記事・画像・設定を整理し、復旧後に反映されているか確認する。
  • IPアドレスの変更がDNSや外部サービスの接続許可設定に影響するか、管理担当者と確認する。実際の変更は移行先の正式な案内に合わせる。
  • サイトが表示された後も、管理画面へのログインや公開・更新など、必要な機能を確認してから通常運用に戻す。

31台の暫定移行完了と、各サイトの更新内容・動作の確認は別の工程です。自分の契約環境についての連絡を確認し、復元時点以降の差分を点検しましょう。

背景:IDCFクラウドのランサムウェア攻撃と影響範囲を整理した前報

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